■介護食
 介護される高齢者の方が食べやすく美味しいと感じられるようにまずは、“旬の食材”を取り入れてみましょう。
 歯のない方なら、食べやすくおかずを工夫し、軟菜(豆腐、卵、柔らかく煮付けたお魚、お芋等)にしましょう。舌でつぶせる、歯茎ですりつぶせる程度まで柔らかくしても良いです。
また、“刻み”とも言いますが、細かく切って差し上げるのも良いです。(但し、元の形が判り難く、目で楽しむことは少し難しくなります。)ご飯もぽろぽろこぼれて食べにくくなっておられたりすれば、“おむすび”にして差し上げると、たとえ麻痺等がおありになっても持ちやすいですし、目先も変わり、バラエティーに富んだものとなって美味しく感じられるかもしれません。
 水分にむせられる方には、“とろみ”を付けてあげられると良いです。とろみがあるとむせ難いようです。とろみをつけるものは、一般薬局、病院にお問い合せ頂ければいろいろあります。
また、、、、、、これからの季節、ゼリー、寒天等もお勧めの食材です。寒天は、糖尿病の方は、血糖値の上昇が緩やかになりますし、ネタきりの方等、便秘になりがちですが、っその排便もよくしてくれる可能性があります。温度差のある食事をして下さい。熱いものは熱く、冷たいものは冷たく食べられるとむせ難いようです。また、香辛料も上手に使ってみて下さい。カプサイシン(唐辛子)は誤嚥を防ぐ可能性があります。