日立アロカ社製超音波診断装置（エコー装置）

　　アルファ６　型を導入しました．

　　　　心エコー検査を実施しております．


何がすごいか？（簡単に一部の機能をご紹介します）

１．「カラー・ドップラー」で血流が読み取れます．
　　プローベ（センサ）に近づく血液の流れを赤色，
    遠ざかる流れを青色で表示するので
　　血管の形と流れが観測できます．
    当院の従来のエコーは組織の形しかわからなかったので
　　別次元の解析力があるということです．

　　上向きの血流が赤，下向きが青で表示されてます．
　　「動脈・静脈」ではありませんのでご注意ください．
　　細かい血管までくっきりと見えているのが
　　お分かりいただけると思います．

２．「パルス・ドップラー」で血液の速さが測れます．
　　カラー・ドップラーでは流れる方向がわかりますが，
　　さらにパルスドップラーで流れる速さまで測れます．

　　プローベを上側（扇型の頂点）から当てて観測しています．
　　心臓弁の動きに不調があり，プローベから遠くなる
　　下向きの流れ「逆流」がみられます．
　　右の波形が流速を表します．
　　
３．血管の断面が測れます．
　　血管の壁の厚さはプラーク（血栓のもとになる堆積物）
　　などの重要な指数ですが，プローベを当てるだけで測定
　　できます．

　　なお当院ではこれとは別に，「血管年齢測定」も
　　可能です．一度ご自身の状態把握に受診くださいませ．

余談ではありますが...

アルファ６のスプライト画面（起動時のロゴ画面）です

　　HiFiオーディオのような名前です，
　　超音波はSuperSonicのところをSoundとしたところが
　　おしゃれです．